【Bスポット療法】慢性上咽頭炎のつらい症状に

堀田修著『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』(あさ出版)にて、治療医療機関一覧(Web版)に掲載されました。

塩化亜鉛などの薬剤を炎症を起こしている上咽頭(鼻と口の間にあります)に塗布しながら 同部をこすって刺激することによって治療する方法で、上咽頭炎の消炎に効果的です。上咽頭擦過療法(EAT)とも言われています。

塩化亜鉛 (たんぱく質を変性させ、組織や血管を縮める効果があります)は鼻の中や口の中から綿棒や捲綿糸を用いて塗布・擦過します。 治療後数時間はヒリヒリ感や痛みを感じますが、その分効果も期待でき、症状は次第に治まっていきます。

上咽頭は鼻から吸った空気が最初にのどにぶつかるところであるため、細菌、ウイルス、ホコリ、揮発した化学物質、タバコの煙、排気ガスなどの影響を受けやすく 炎症(上咽頭炎)を頻回に起こしたりします。上咽頭炎が慢性化した慢性上咽頭炎では抗生剤や消炎鎮痛剤の効果があまり望めないため、Bスポット療法の効果が期待されます。

後鼻漏・咽頭違和感・咽頭痛・頭痛・口臭・のどの奥にねばねばしたものが貼りつく・痰のからむ咳

治療の目安:週1回程度。合計15回ほど

詳しくはお気軽に診察時にご相談ください。

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